―この業界や会社に入ったきっかけを伺えますか？

もともと双子の鈴木兄弟とは小学校時代の同級生で、代表の吉川の弟も同じ学校に通っていたんです。それで以前からつながりがあったのですが、一つ前の会社のときに誘われて入社したのがきっかけです。

―もともと計装などの経験や知識はあったのですか？

いや、まったくありませんでした。計装という言葉すら知らないレベルです。前職に入社するまでは、薬品関係の営業をしていましたし、学生時代も普通科で野球ばかりしていたましたね。

―知り合いに誘われたとはいえ、どんな点に興味を持って転職されたのですか？

営業として働いている中で、色々と大変なこともあり、「この仕事をずっと続けられるのかな」という想いはありました。もともと同級生の鈴木が先に飛び込んでいたので話は聞いていて、面白そうだなと感じましたし、50代・60代になっても働けるような手に職が身につくことは魅力だと思いましたね。それが、転職を決めた理由です。

―実際に働き始めて、やりがいに感じるのはどんなことですか？

僕たちの仕事は、一般の人から見ると分かりづらいですよね。ビルなどの建物内部で仕事をしているので、イメージが湧かないと思います。ただ、工事の最終段階で試運転をしたときに、配線が問題なくできていてうまく作動したときなど、「良かったな」という達成感はすごく大きいです。

―最近手掛けたプロジェクトで記憶に残っているものはありますか？

最近、竣工して引き渡しを終えたデータセンターです。誰でも知っているようなインターネット通販などを手掛けている会社の建物で、長期間僕がメインで担当していたので、とても印象に残っています。

―会社自体は設立から2年近く経ち、メンバーも増えてきました。なにか立ち上げ期から変化は感じられますか？

人が増えているということは、仕事をいただけているということなので、経営が安定してきているのかなと感じます。新しいメンバーにも、今後どんどん会社を盛り上げていってもらえたらなと思いますね。

―未経験で入社される方も多いですが、接するうえで意識されていることはありますか？

僕もそうでしたから、未経験で入ってきて、まったく何も分からないという気持ちは分かるつもりです。だからこそ、二人三脚じゃないですけど、一緒に現場に行って、イチから親身に教えないといけないと思っています。そこでできることが増えてきたら徐々に仕事を任せていってという流れで、一歩ずつ成長してもらえたらと考えています。

―会社の方とは、仕事以外のシーンでもお付き合いがあったりするのですか？

最近だと、現場終わりに一緒に工具を見に行ったり、コストコが近くにあったので買物をしたりました。あとは、月に1回は会社で会議があるので、その後に飲みに行くこともありますね。

―今後も新しい方が入ってくると思いますが、どんな方なら活躍できると感じますか？

たとえば、僕のように運動部出身で体を動かすことが好きであれば、現場に出で働くことができますし、パソコンが好きであればソフトウェアの部署で活躍することもできます。うちには色んなフィールドがあるので、その辺りは、代表の吉川が中心となって適材適所を見極めてくれるはずです。大きな入り口として、電気や自動制御に少しでも興味があれば、ぜひ来て欲しいと思いますね。